リーマス・ルーピン>> 読み切り>> 親世代@リーマス - cicatrice

書名:リーマス・ルーピン
章名:読み切り

話名:親世代@リーマス - cicatrice


作:ひまうさ
公開日(更新日):2003.3.1
状態:公開
ページ数:4 頁
文字数:13228 文字
四百字詰原稿用紙換算枚数:約 9 枚
デフォルト名:////サクラ
1)
1) 甘いお菓子と恐怖の夜
2) 幸運な出会いと不幸な事故
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p.1

「散歩にいこう」
 月の出る日はおやつを食べた後、僕は決まってそういって連れていかれた。

 最初は甘いお菓子が貰えて、両親と散歩へ行けて嬉しかったけど、次第に理由はわかってくる。

 コースはいつも同じ。長く長くどこまでも続く青空を抜けて、森の奥深くへ歩く。そのうちおなかいっぱいの僕は眠くなって、父の背中に乗ってゆらゆらゆれる景色を眺める。父の背中は温かいのに、どこか冷たく怯えていた。

 甘いお菓子と恐怖の夜。お菓子は好きだけど、その後の夜は嫌い。

 大きくなるうちに、気がついてはいた。でも、どうしてか必ず散歩の途中で眠くなる。母がおやつに何か眠くなる薬草を混ぜているのだと知った。

 甘い甘いお菓子には、暗い罠がある。お菓子は好きだけど、眠くなるのがイヤだった。

 強い薬はだんだんカラダが慣れてくると効かなくなるらしい。遠ざかる足音に僕は目を開く。今日はやけに目が覚めていて、なんでもできそうだった。

 黄昏時ということもあって、そこは薄暗く、目が慣れるまでかなりの時間が必要だった。

 慣れてくるにしたがって、身体が恐怖に震えてくる。

ーーここは、どこだ?

 なんにもない、ただの丸太を組んだだけの小屋だった。広さはあるし、作りもしっかりしていて、暮らすにしても申し分ないかもしれない。でも、決定的な恐怖を誘う物がそこには溢れていた。部屋中を切り裂いている鋭い爪の後。めちゃくちゃに切り裂いた後。付随する黒い痕は、触れても染みついて剥れなかった。

 殺人鬼、が、いるのだと、思った。

「お、とー、さん…」
 震える足を叱咤して、ドアに近づく。ドアまでの距離が遠い。狭い部屋なのに。

「お、かぁ、さん…」
 辿りついて、取っ手の辺りを探る。鍵穴があったけど、鍵はなかった。鍵を外すものもない。ついでにいえば、取っ手もない。

「お、お、と、さん!」
 叩いても、開かない。鍵は外鍵で、どうしてかどんなに体当たりとかしても壊れなかった。

 怖い、怖い、怖い。

 恐怖に震えながら、窓の外をみると、まんまるな月が出ていた。



p.2

「…ーマス…リーマス!!」
 白い天井は昼の光を届けていた。暖かな陽光。夜じゃない。昼間は、安心だ。

「お、まえ」
「よせ。シリウス」
 殴りかかってきそうなシリウスをジェームズが押し留める。でも、その言葉にも強い怒りを感じる。

ーーあぁ、ここは、ホグワーツだ。

「ごめん」
 小さく謝罪を述べると、カタチだけの謝罪なんていらないよといわれた。ジェームズが引きずるようにしてシリウスを連れていった。

 夢の余韻か、恐怖だけがあって、僕にはもう誰かを気遣う余裕がなかった。

「この薬を飲んでから寝なさい」
 マダム・ポンフリーに渡される苦い薬を一気に流しこみ、一緒に渡されたチョコレートを口にした。甘いチョコレートが苦さを消してくれるわけでもないけど、少しは紛らわせる。

 いつもならすぐに眠くなるのに、今日はあまり眠くならなかった。

「お眠りなさい。あなたは今、睡眠が一番の薬よ」
 優しく上掛けを引き上げられて、腕も中に仕舞われた。

 傷がズキズキといたいけど、僕は眠りたくなかった。眠ったほうが早くよくなると知っているけど、眠ってしまえば続きを見てしまいそうで、怖くて、眠れなかった。

 恐怖したのは月ではなく、自分にだ。あの時、どうして自分が散歩に連れ出されていたのか知ったのだ。鍵が開かなかったのは魔法で施錠されていたから。小屋全体にも強化呪文が幾重にもかけられ、僕は月のある間中、そこに閉じ込められていた。

 起きて待っていた僕を見て、一瞬父は怯んだ。けれど、傷だらけの僕に向かって、何度も謝った。自分に力があったら、おまえの身体を元に戻してやれるのに、と。家では母が暗い顔をして待っていた。沈んだ顔は僕たちが入っていくと安堵し、僕を見て、また、彼女も泣きながら謝った。

 あなたたちは全然悪くないのに。僕が怖いから、ずっとこうしてきたんでしょう。それでも手放さなかったのは、何故?

 少しだけ眠って、僕は医務室を後にした。寮へまっすぐ戻るつもりだったけど、空が、あんまり青いから外へ出た。どの教室からも見つからないといいなと思いながら、裏庭へ出る。建物の間を通りぬける風はローブを通しても傷口をなめあげて、僕を苛んだ。でも、その向こうに抜けそうな青空を見つけて揺れながら外へ足を踏み出した。

 雲が一つもない。

 真白い太陽を見上げながら、グラスグリーンの柔らかさに寝転がる。かすかにまだ痛いけど、寝転がって透明な空の青を見上げた。

 僕はまだ幸せなんだと思う。人狼になっても両親は僕を愛してくれたし、決して手放そうとはせずに元の姿へ戻る道を探してくれている。アルバス・ダンブルドア校長は、僕を入学させてくれたし、そのためにいくつも準備をしてくれた。入学許可証が届いた時には母も父も喜んだ。自分たちも通ったからと言っていた。

 ホグワーツでは思いがけず友人を得た。僕の家は、人里からとても離れていたから、同年代の彼らと話すのはとても楽しいし、いろんな悪戯をするのも面白い。でも、どうしてもそれを冷めた目で見つめる自分も否めない。

 友達? 本当の友達ならどうして、隠しているんだ? 人狼だと告白してしまえばいい。拒まれても元に戻るだけだ。

 僕は、欲張りなんだろうか。今の状態を壊したくないなんて、彼らをなくしたくないなんて、欲張りなのかも知れないな。

 風と陽光と葉の香りが気持ちの良い眠りを運んできた。



p.3

(ジェームズ視点)



 医務室をかなり離れたところで、シリウスを解放すると、彼はいきなり壁を蹴りつけた。

「……っ」
 涙目で、足を抑えて。痛がるくらいなら、やらなければいいのに。

 もっとも彼の焦燥がわからない訳でもない。いつもいっしょに悪戯をしている中とはいえ、リーマスが僕たちにどれだけ心を許しているのかはわからない。現に、月に一度、母の見舞いとか親類の忌引とかでいなくなる。でも、気がつかないほど、僕等も馬鹿じゃない。月に一度のそれには周期がある。そして、彼は闇と、月を恐れるのだ。そして、まるいものも。

 何を意味するか、ちょっと勘の良いヤツならひっかかる。そして、僕もシリウスもその勘のいい部類に入るのだ。

「壁がかわいそうだよ、シリウス」
「俺は?」
「ーー言って欲しいのかい?」
「いや、いい」
 シリウスのように問い詰めてしまえばいいのかもしれない。でも、それは追い詰めることになりはしないだろうか。これまで誰もーー僕等以外ーー疑わなかったのは、単にリーマス自身の隠し方が巧妙だったからというだけではない。まさか、と誰もが思えるぐらいに、彼はことさらに誰かを傷つけないように細心の注意を払っていたからだ。ただ裏目に出て、誰にでも優しい、ある種の残酷さは伴っていたけれど。

「ジェームズ」
「なんだい?」
 暗い石の廊下には僕等の影だけがある。誰もここにはいない。

「あいつ、いつになったら俺らを信用してくれんだろうな」
「さぁね」
 つめてーの、とシリウスが吐き捨てる。僕もそう思う。でも、自分で気がつかなければいけないんだ、リーマスは。どれだけ自分が大切にされているのか。どれだけ、僕らが待っているのか。

「それより、悪戯をしかけにいかないか? フィルチの野郎にさ」
 手を引いて立ちあがらせ、いつもの笑顔をみせる。特定の人物だけにみせる、優等生ではない、本物の僕の笑顔を。

「気晴らしか」
「そう。気晴らしだ」
 返ってくるのは、同じ笑顔を。僕らはまだ、ただそれだけでいい。今はまだ、待っているよ。リーマス。君が、君から話してくれる日を。

 ことさらにゆっくりと歩く廊下には僕らの足音も響かない。風に翻る漆黒のローブに、少しの勇ましさを感じる。異国の騎士や英雄のような気分にもなれる。僕らはまだいくらも時間がある。何にでもなれる。

「気晴らしといえば、イイ気晴らしが起きそうだよ」
 ふと思い出していってみる。思った通り、親友は笑って返す。

「なんだよ。予言か?」
「そう。予言」
 僕もただ笑って返した。

 今はまだ、誰も知らない。ホグワーツに入ってくる編入生の話など。そんな穏やかな満月の翌日の内緒話。



p.4

(???視点)



 夕食の時に紹介するからと、私は学校内を歩き回る許可を与えられた。ホグワーツ城に連れてこられた時は食われるんじゃないかとおもったけど、物語の中みたいなわけではないらしい。白と灰色の石を積み上げて作られた城は触ると少し砂を手に残した。石の残す年月の証は、ここでも変わらないらしい。内部の廊下は赤みの茶色で材質はわからない。落ちついた廊下の窓はガラスがはまっているわけではなく、石をそのまま切り出してあるだけだ。嵐の時はそのまま吹きこんでくるのだろうかと少し笑いたくなった。もちろん、そんなことはないとわかってはいるけれど。

 今は授業中らしく、誰も歩いていない廊下に自分の足音だけが響く。教室から聞こえるざわめきにたまに耳を傾けながら、外も眺める。肖像画がウインクしてきたのは驚いたけど、とりあえずお辞儀してみた。

「編入生かしら?」
「どこの寮?」
「わかりません」
「グリフィンドールにいらっしゃい」
「いいえ、あなたの目はレイブンクローがあってる」
「いやいや、優しそうだからきっとハッフルパフ」
「…その姿なら、スリザリンに決まってるだろう」
 一つの絵に集まって口々に騒ぎ出す肖像画を背に、今度は外を探して歩き出す。上に登ったのだから、下へ降りればつけるだろうと階段へ向かう。階段は、動いている最中だった。

「外へ出たいのだけど」
 問いかけてもしらんふりだ。仕方なく、降りれそうな階段に足をかける。急に動かなくなった階段を一気に駆け下りた。

 しかし、ただ階段を降りるだけではダメらしい。今度は外の光も届かない場所へ出てしまった。薄暗い石の廊下を過ぎると、急に大きな場所へ出る。楯やらトロフィーやらが飾ってある。どこにでもこんなものはあるんだなとおもったけど、突き当たりが行き止まりであると気がついて踵を返し、今度は上への道を探した。

 自覚はあった。自分に方向感覚が皆無だということは。ただ、ちょっと、忘れていただけだ。

「!」
 ようやっと外からの光が漏れる場所を見つけて走る。

 しかし、そこもまた窓だった。これで何度目なのだろう。いいかげん、うんざりだ。すぐ近くの木の葉に手を伸ばす。こんなに外にあるものの近くにいるのに、出られないなんて。

 こんなに良い天気なのに。閉じ込められたみたいだ。

 ふとある考えが過ぎる。この窓から飛んで、届くだろうか。届きそうだ。あの枝は少し太めだし、ちょっと飛べば飛び移れるかもしれない。木に移れば、外へ出るまで本当に一本道だ。ただ降りればいいのだから。

 怪我をするだろうか。いやいや、ここの保険医は優秀だと聞いている。このぐらいの高さから落ちても大したことにはならないだろう。

 いや、やっぱり怖い。どうしよう。

 窓に足をかけて乗り、座る。手を伸ばせば空に届きそうだけど、やはりこの高さは怖い。諦めて他の道を探した方がいいだろう。

 ホグワーツ魔法学校、初迷子記念に木の葉を一枚取った。

「あ」
 やばい落ちる、とやけに冷静に思った。ずるりと、身体の落ちる感覚に目を閉じる。衝撃に備える、というよりも反射だろう。

 腕が抜けるような感覚に、とりあえずまた目は開いてしまったが、開けない方が良かったかもしれない。

「痛っ!」
「うっせぇ…落ちてぇのか!」
 乱暴な少年の声に腕の先を見る。下を見るとグラグラゆれていそうな予感がして怖い。

「はやく、あがれ!!」
「む、無理…っ」
 必死になってくれる少年には悪いが、この態勢から上がるなんて絶対に無理だ。

「大丈夫、手ぇ離してっ」
「な…んだと?」
「落ちる覚悟、出来たから!」
「そーゆー問題じゃねぇぇぇ!」
 別の窓から、誰かが叫んだ。

「リーマス、起きろ!手伝え!!」
 下に向かっていいながら、彼もまた窓に乗る。

「な!?」
「1,2,3で同時にやるぞ!」
「わ、わかったっ」
「シリウスは離せよ」
「早くしろっ」
 下は見えないけど、誰かいるらしい。隣の窓には杖を構えた少年。ここには必死で手を引いてくれる少年。

 助かるのだろうか?

「1、2、3!!」
 3と同時に私の身体が重力に従って落下する。いくらなんでもこの高さから落ちて無事に済むなんて思えない。あぁこれで終りか。なんか冷静に考えて笑えてしまった。少し、ホッとしていた。

 魔法を使えるとわかって、最初は両親も喜んでいた。でも、喜んでいたのは両親だけで、実は親戚から総スカンとなっていたなんて知らなかった。由緒ある公家の出身の医者の家系だとかで、誰も魔法なんて信じちゃいなかった。プライドだけやけに高くって、人の命を商品みたいに扱って。アレは、人間の姿じゃなかった。

 両親がいなくなって、初めて知った。そんな汚いことのすべてを。

 それから、イギリスの祖父だという人に迎えられた。でも、そこは今度は私がすっかり濃くなったマグルの血の中で生まれたということで、私も両親も蔑んだ。ここでも魔法族の名家だったらしく、私は隠された。挙句、ホグワーツ魔法学校へ勝手に編入手続きをされ、遠ざけられた。一体なんのために呼ばれたのかわからない。力のために蔑まれ、血のために虐げられるなんて、それだけのために私は生まれたのだろうか。

 でも、青空を見ながら死ぬのなら、それはきっと穏やかな死だと思える。あの空の向こうには父と母が待っている。

Wingaradium Leviosa(ウィンガーディアム レヴィオーサ)!」
 ふわりと身体が浮く。重力が柔らかくなり、私の周囲がゆっくりと止まる。

「やった!」
 さっきの窓をはさんだ少年の声が聞こえて、ゆっくりと私は誰かの腕に落ちた。鳶色の髪と優しそうな瞳はただただ驚いていた。私を抱えようとして、一瞬顔を顰める。

「大丈夫…?」
「お、降ろしていいよ」
 ごめんと謝って、私は降ろされた。芝は日向の匂いをしている。その空気を直に吸いこんで、芝を掴み、一気に引き抜く。

「…っ」
「な、にしてんの?」
「…生きてる」
 手にのこる赤い線を見て、小さな声が漏れた。

 呆然としている耳に二つの足音が駆けてくる。鳶色の髪の少年が、少し下がったのが不思議だ。さっきの助けてくれた二人だ。2人とも暗い色の髪だけど、日向の笑顔を持っている。何も知らない、日向の笑顔。

「リーマスがいて助かったよ」
 3人に礼を言うと、急に鳶色の髪の少年が笑いだした。

「生きてるって、なんだよ。死にたかったの?」
「え、いや、違う…」
 なんだそれと2人が聞くのにさっきの私の行動と言葉を教える。

「何、あんた。そんな、はははっ。そりゃあんなに苦労して助けて死なれちゃたまんねー」
「そうだね。死にたかったわけじゃないんだろうし?」
 黒いくしゃくしゃの髪の眼鏡を掛けた少年が私の手を取る。どこか余裕げな信用させる不思議な笑顔だ。

「僕はジェームズ。女の子が傷をつくっちゃいけないよ」
「は?」
 その手を今度は真っ直ぐな漆黒の髪の少年がとる。細い髪がサラサラ揺れるのを、不思議に思った。男なのに、サラサラ。変。偏見?

「俺、シリウス。いたくねーの?ポンフリーんとこ行くか?」
「なに、どこ?」
「医務室」
「いや、それほど大怪我じゃないし。なめときゃなおる」
 連れていかれると思って引っ込めた手を、今度は鳶色の少年がとった。柔らかく優しい深い眼差しの奥に、いろんな感情がある気がする。彼は思ったとおりの柔らかい微笑みを浮かべる。つられてしまう、春の柔らかい笑顔だ。

「僕はリーマス」
 手に舌の感触を受けて、本当に急いで引っ込めた。傷口を本当に嘗めやがったのだ。

「ななな…っ」
「確かに、嘗めとけば治る傷だね」
「じ、自分でやるからいい!」
 あとずさる私に向ける笑顔はどこか悪戯めいていた。もしかして、この3人の中で一番の曲者か。

「リーマス、怯えさせてどうすんだよ」
「僕、何もしてないよ?」
「むやみに女の子に触っちゃダメなの!」
 言いながら抱きつこうとしてくるジェームズもどうだろう。間一髪かわしたけど。そして、舌打ちはどういう意味。

「君が噂の編入生だね。名前は?」
「え、俺その噂しらねー」
「シリウス、ジェームズの中だけの噂だって」
「あぁ」
 後ろでこそこそ密談する2人に目もくれず、まっすぐに私を見ている。

「僕等は名乗った。だから、君も名乗るべきじゃないかな? 自殺志願者さん?」
「違う!」
「言わないとそう呼ぶよ」
 たちの悪い、妖精だろうか。3人とも同じ笑顔で笑っている。

「…サクラ」
 顔を背けると、測らずも目の前に葉っぱが一枚降ってきた。さっき取ろうとした木の葉だ。弾こうとすると、風圧で逃げられた。

「へぇ」
「イイ名前」
 編入そうそう、厄介なのと知り合ってしまった。

あとがき

で、でてこないよ!ドリームの意味ないよ!!
等と疑問に思っても心の奥深くに閉っといて下さい。
(2003/03/01)


『cicatrice』=(仏語)傷跡。心の傷。痛手。
ドリームの意味がはたしてあるのか。
そもそもこれは誰のドリームなのか。(たぶんリーマス)
今回は特殊能力ナシで、普通の魔法使いの少女。
ただ、ちょっとだけ闇が深い。
この子は果たしてリーマスを救えるのか!?(ォィ
(2003/03/01)


ファイル統合。
終わってないけど、もう続きを書ける気がしない。
(2012/10/12)